【PR】本記事には楽天アフィリエイトリンクを含みます。商品はレビューや被災経験者の声を参考に選んでいますが、使用感には個人差があります。価格・仕様は記事執筆時点のものです。
震災経験者の証言をまとめた動画(「【経験者が教える】震災時はまずこれだけ備えて」)をもとに、備えておきたいものをテーマ別に整理しています。前回は「水」を取り上げました。今回は、断水したときにいちばん困ると語られることの多い「トイレ」と、水が使えないなかでの「衛生管理」についてです。
「食料より先にトイレ」と言われる理由
動画のなかでも、トイレに関する証言は特に切実でした。「避難所のトイレは1日で使えなくなった」「マンションで水を流したら下の階が大変なことになった」「我慢するのがいちばんつらかった」——。
飲食は少し我慢がききますが、排泄は待ってくれません。断水すると水洗トイレはすぐに使えなくなるため、携帯トイレの備蓄は最優先です。
内閣府の「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」では、トイレの平均的な使用回数を1日5回とし、携帯トイレの備蓄目標はまず3日分、可能なら1週間分を目安にするよう示されています。
トイレの平均的な使用回数は、1日5回。(中略)携帯トイレの備蓄目標数は、何日間分備蓄するかを決めます。まずは、3日分を目標にしましょう。
出典: 内閣府「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」(PDF)
つまり4人家族なら、3日分で約60回、1週間分で約140回。これを一つの目標にしてください。
※マンションにお住まいの方へ: 地震のあとは、配管の破損が確認できるまで水を流さないのが原則です。見た目が無事でも床下で管が割れていることがあります。詳しくはトイレパニックの記事もあわせてご覧ください。
1. 携帯トイレ(凝固剤タイプ)
既存の洋式便器に袋をかぶせ、用を足したあと凝固剤で固めて処理するタイプです。長期保存できるものが多く、まとめ買いしても場所を取りません。凝固剤タイプとスタンド型の違いや選び方は簡易トイレおすすめ記事で詳しく解説しています。
みんなのトイレ 携帯トイレ(60〜120回分・15年保存)
回数のバリエーションが選べ、除菌・消臭機能つき。凝固剤・汚物袋がセットで、届いてすぐ備蓄に回せます。まずは家族の人数 × 15回分(3日)から、できれば× 35回分(1週間)を目安に用意しておくと安心です。
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2. 大型の黒いポリ袋(70L前後)
動画で「福島の人が便利だと言っていた」と紹介されていたのが、大きなゴミ袋です。ゴミの回収が止まることを考えると、丈夫な大型袋は多めにあって困りません。3か所を切れば頭からかぶって簡易のレインコートにもなり、床に敷けばレジャーシート代わりにもなります。中身が見えない黒が使いやすいです。
ごみ袋 70L 厚手 黒(0.05mm)
厚手タイプなので、携帯トイレの外袋や汚物のとりまとめにも使えます。薄手の半透明タイプと合わせて、用途で使い分けるのがおすすめです。
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3. 大判の体拭きシート(ノンアルコール)
断水中に地味につらいのが「体を洗えない」こと。動画では「顔から体まで拭ける大判シートが清潔を保つのに役立った」という声が多くありました。一方で、アルコール入りは肌がヒリヒリして向かないという証言も。ノンアルコール・大判・厚手のものを選んでください。
防災用ウェットタオル 大判・厚手・個包装(5年保存・ノンアルコール)
個包装で衛生的、長期保存に対応。子どもから高齢者まで使いやすい低刺激タイプです。1人1日1〜2枚を目安に、7日分ほどあると気持ちがだいぶ楽になります。
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4. 除菌ウェットティッシュ
体拭きシートとは別に、手指や食器・テーブルを拭くための除菌シートも用意します。動画でも「水が止まって、いちばんストレスだったのが手が洗えないこと」という声がありました。食事の前後や、携帯トイレを使ったあとの手指ケアに欠かせません。
ノンアルコール99%除菌 ウェットティッシュ(80枚×まとめ)
厚手・大判で、まとめ買いしやすい商品です。ノンアルコールなので手荒れしにくく、子どもにも使いやすいタイプ。アルコール除菌シートと1袋ずつ併用すると用途をカバーしやすくなります。
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5. 水のいらない液体ハミガキ
動画で複数の経験者が「歯磨きは我慢したくない」「長期の避難生活で口腔ケアを怠ると体調を崩す」と語っていました。実際、避難生活での誤嚥性肺炎の予防という点でも口腔ケアは重要とされています。すすぎがいらない液体ハミガキやマウスウォッシュなら、少量の水、または水なしでケアできます。
GUM(ガム) デンタルリンス 液体ハミガキ 250ml
ドラッグストアでもおなじみのサンスター製。口に含んでブラッシングし、吐き出すだけでOK(すすぎは不要または少量)。歯ブラシとセットで防災リュックに入れておくと安心です。個包装タイプのマウスウォッシュを併用するとさらに手軽です。
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6. 食品用ラップ
意外と多くの経験者が挙げていたのがラップです。お皿にかぶせて使えば、食器を洗わずに済みます(断水中は洗い物ができません)。ほかにも、体に巻いて防寒、けがをしたときの応急的な保護など、用途の広さが評価されていました。
サランラップ 30cm×50m(旭化成)
耐熱140℃・耐冷-60℃で、密着性が高く扱いやすい定番です。ふだんの台所で消費しながら、常に1〜2本の予備を切らさないようにしておくと、災害時にもそのまま役立ちます。
紘一のひとこと
紘一のひとこと:
食料や水は意識して備える人が多いのですが、トイレと衛生用品は後回しにされがちです。でも東日本大震災のとき、私の周りで最初に限界がきたのは、空腹ではなく「トイレが使えない」「体が拭けない」ストレスでした。
携帯トイレ、大判の体拭きシート、除菌シート、ラップ。どれも普段使いできるものばかりなので、少し多めに買って回していくだけで備えになります。まずは携帯トイレを家族の人数分から。
まとめ
- 断水すると水洗トイレはすぐ使えない。携帯トイレは1人1日5回、まず3日分・できれば1週間分(出典: 内閣府 避難所トイレガイドライン)
- マンションは配管の無事が確認できるまで水を流さない
- 大型の黒ポリ袋はゴミ・汚物のとりまとめ、レインコート、シート代わりに万能
- 体拭きシートはノンアルコール・大判・厚手を。アルコール入りは肌に不向き
- 手指・食器用に除菌ウェットティッシュを別途
- 口腔ケアは避難生活の体調維持に重要。すすぎ不要の液体ハミガキが便利
- ラップは「皿にかぶせて洗い物を減らす」だけでも価値が大きい
あわせて読みたい: 避難所・断水時に備える簡易トイレおすすめ5選 / 震災経験者がまず備える“水”の防災グッズ5選
次回は「明かりと電源・情報」編。停電したときのライト、乾電池、モバイルバッテリー、乾電池式ラジオについて整理します。
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