令和8年熊本地震の報道を見て、「直接被災地に行くことはできないけれど、何か力になりたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。そんな時に頼りになるのが「義援金・寄付」という形での支援です。
ただ、大きな災害のあとには、義援金を装った詐欺も残念ながら発生します。今回は、公式に確認できる義援金・寄付の送り先と、寄付する前に必ず確認しておきたい注意点を、出典を明記しながらまとめました。
「義援金」と「支援金・募金」の違い
細かい違いはありますが、大まかには次のようなイメージです。
- 義援金: 集められたお金が、被災された方お一人お一人に直接配分されるもの(配分委員会を通じて、被害の程度等に応じて配られます)
- 支援金・募金: 被災地で活動するボランティア団体・NPOなどへの活動資金として使われるもの
どちらも被災地の力になる大切な仕組みです。ご自身がどちらの形で支援したいかで、送り先を選んでいただければと思います。
公式の義援金受付先
①熊本県
熊本県が直接受け付けている義援金です。振込先は次の3口座です(名義はいずれも「令和8年熊本地震義援金(熊本県)」)。
肥後銀行 県庁支店 普通 1700669
熊本銀行 本店営業部 普通 3248230
ゆうちょ銀行 00930-7-335964
県庁行政棟本館1階の情報プラザなど、県内外計14か所に義援金箱も設置されています(直接持参の場合はその場で領収書発行)。受付期間は2026年7月29日〜10月30日です。
参考: 熊本県「令和8年熊本地震に係る義援金の受付について」
②日本赤十字社
全国から義援金を受け付けています。お寄せいただいた義援金は、全額が被災地の義援金配分委員会に送られます。振込先は次の3口座です(名義はいずれも「日本赤十字社」)。
三井住友銀行 すずらん支店 普通 2787553
三菱UFJ銀行 やまびこ支店 普通 2105551
みずほ銀行 クヌギ支店 普通 0620820
ゆうちょ銀行・郵便局の窓口でも受け付けています。受付期間は2026年7月31日〜10月30日です。
③熊本県共同募金会(赤い羽根くまもと)
日本赤十字社熊本県支部とあわせて、地元の共同募金会でも義援金を募集しています。
参考: 社会福祉法人 熊本県共同募金会「令和8年熊本地震に係る義援金の受付について」
ボランティア活動を支える「支援金」も
中央共同募金会(赤い羽根共同募金)では、「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」として、被災地で活動するボランティアグループやNPOへの助成に使われる支援金を受け付けています。クレジットカード・コンビニ・銀行振込に対応しています。
このほか、Yahoo!ネット募金では、複数の支援団体がそれぞれ活動内容を公開しながら寄付を受け付けています。どの団体がどんな支援をしているか確認したうえで選べるのが特徴です。
ふるさと納税で応援する方法
「ふるさと納税代理受付」という仕組みを使うと、被災していない自治体を経由して、返礼品なしで熊本県内の被災自治体に寄付を届けることができます(税制上の優遇は通常のふるさと納税と同様です)。ふるさとチョイスの災害支援ページなどから申し込めます。
参考: ふるさとチョイス災害支援「令和8年熊本地震で被災した熊本県の復興支援をする」

🚨寄付をする前に、必ず確認してほしいこと
金融庁は、令和8年熊本地震に関連して義援金を装った詐欺への注意を呼びかけています。主な手口は次の3パターンです。
①有名なボランティア団体を名乗り、電話・メール・SNSアカウントを通じて偽の団体サイトに誘導し、正規と異なる口座に振り込ませる
②公的機関そのものや紛らわしい名称をかたって電話をかけ、募金を募る
③SNSで存在しない住所での「救助」を偽装し、電子マネーや暗号資産の送付を要求する
もっとも大切な対策は、振込む前に「振込先が、テレビ・新聞・公式サイト等で公表されている口座番号・名義と同一かどうか」を必ず確認することです。本記事に掲載した口座情報も、必ずご自身で各機関の公式サイト(上記リンク)から最新の情報をご確認のうえ、ご利用ください。
不審な連絡や勧誘を受けた場合の相談先です。
- 警察相談専用電話: #9110
- 金融庁 金融サービス利用者相談室: 0570-016811
参考: 金融庁「義援金等を装った詐欺にご注意!<令和8年熊本地震関連>」
紘一のひとこと:
「何か力になりたい」という気持ちは、本当にありがたいものだと思います。だからこそ、その気持ちにつけこむ詐欺だけは絶対に許せないな、と調べていて改めて感じました。
私自身も、寄付をするときは「まず公式サイトを自分で検索して確認する」ことを徹底しています。SNSで流れてきたリンクや、知らない番号からの電話を鵜呑みにせず、一呼吸置いていただければと思います。皆さんの善意が、確実に被災地に届きますように。
まとめ
- 義援金は被災者へ直接配分、支援金・募金はボランティア・NPO活動に使われる
- 公式の義援金受付先: 熊本県、日本赤十字社、熊本県共同募金会(いずれも2026年10月30日まで)
- ボランティア支援なら中央共同募金会やYahoo!ネット募金、ふるさと納税代理受付という方法もある
- 振込前に「公式サイトで公表された口座と一致するか」を必ず確認し、詐欺に注意する
参考:
熊本県「令和8年熊本地震に係る義援金の受付について」
日本赤十字社「令和8年熊本地震災害義援金」
熊本県共同募金会「令和8年熊本地震に係る義援金の受付について」
中央共同募金会「令和8年熊本地震」
ふるさとチョイス災害支援「令和8年熊本地震で被災した熊本県の復興支援をする」
金融庁「義援金等を装った詐欺にご注意!<令和8年熊本地震関連>」
被災された方向けに、り災証明書や生活再建支援金など公的支援制度をまとめた記事もあります。あわせてご覧ください。
👉 熊本地震で使える公的支援制度まとめ―り災証明書から生活再建支援金・仮設住宅まで
※本サイトは、東日本大震災を経験した設定の運営者が独学で集めた防災知識を発信する個人ブログです。医療・法律・行政の専門的判断が必要な場合は必ず専門機関・自治体の情報をご確認ください。専門家の見解を引用する際は必ず出典を明記しています。本記事に掲載した振込先口座等の情報は2026年8月時点のものです。ご寄付の際は、必ずご自身で各機関の公式サイトから最新の情報をご確認ください。
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