もしもの日に備える「防災」——面倒で退屈、やる意味を見失いがち…そんなイメージをガラリと変える新しいアプローチをご紹介しましょう。これまでの防災は「習慣化できない」「義務感が苦痛」で終わりがち。でも、実は“防災”にも日々の暮らしに楽しみや小さなごほうびを取り込める、画期的なアイデアがあるのです!
「ごほうび防災」とは何か?備えを“自分へのプレゼント”に変える思考法徹底解説
親から「キャベツの外葉は栄養満点なのよ」と言われても、野菜が苦手な子ども時代には響きませんでしたよね。防災も「いつかは大切」と頭のどこかでわかってるものの、日々の忙しさには圧倒され、「そのうちで良いや」と後回しになりがち。でも、普段からごほうびとしての視点を持てば、義務感ではなく「ちょっと嬉しい日常」に変わります。
それが今話題の「ごほうび防災」です。災害時への備蓄品やグッズ選びで、「どうせ使うなら特別感のあるもの」「非常時でも心を癒すもの」をセレクト。おやつや飲み物をちょっと贅沢にしてみたり、好きなカラーやデザインの防災グッズを選んだり。たとえば、普段から冷凍しておくミニチーズケーキや高級缶珈琲——“ごほうび”のようなアイテムをローリングストック方式で備蓄しておくと、非常時だけでなく疲れた夜にも役立ちます。
“備え”を楽しくするための第一歩:自分の「好き」を追求してみる
例えば私は、2024年3月に旭川の防災ショップまでわざわざ足を運び、見た目が可愛いだけでなく収納もしやすい防災リュックを探し歩きました。結果、日常のお出かけにも使えるデザインのリュックを2つ購入。この1年半で感じたのは、「眺めているだけでも気分が上がる!」「いざという時も“これ持って逃げれば大丈夫!”と思える安心感」に尽きます。
食料品では、地域限定の昆布だし仕立ての缶スープや、普段は手が出せない有名店のレトルトカレーをストック。賞味期限が迫れば家族イベントとして「防災ごほうびデー」を開催。「せっかくだから今日は缶ワイン開けよう!」「ご飯のおともに“防災フルーツ缶”も追加!」と大盛り上がりです。
備蓄は面倒、という先入観をまず壊す。好きなものをひとつ、ふたつ“ごほうびストック”として選んでみる—これだけで「防災=自己投資の一種」と思えるようになります。
防災を快適にアップデート!自分仕様のグッズとストック術
必要最低限のグッズを最初揃えるのは確かに手間。しかし、その後のメンテナンスや入れ替えこそ“自分仕様”に楽しめるのがポイントです。私が札幌で体験した大雪の日には、普段から用意していたふわもこスリッパと保温タンブラーに救われました。寒さ対策ひとつ取っても、「自分好み+機能美」を大事にすると備えが楽しくなります。
子どものアレルギーや家族の嗜好に合わせて、備蓄食やグッズを少しずつ入れ替える過程も家族の会話のタネに。例えば毎月第2日曜は“備蓄棚点検日”と決めて、家族で防災用ゼリー飲料やミニサイズのおやつを入れ替え。子どもたちも「今月は何にする?」と意外と楽しそう!
防災用品、“ただの”懐中電灯やホイッスルも、色や見た目重視で選ぶことで愛着が深まります。毎朝通勤・通学バッグに入れるための防災セットも、「デジタル温度計や絆創膏」など、意外と便利なアイテムを発掘。もしもの時への安心感が“日々の小さなごほうび”になっていくんです。
ローリングストックのコツ:“使う”前に“楽しむ”へ発想転換
2年前、私が愛知県内のアウトドアイベントで学んだこと——それは「備蓄食は非常時に“仕方なく食べる”ものではなく、“食べたくて取っておく”ものでもいい」という発想。缶詰やレトルトを単なる保存食と考えるのでなく、月1回の「防災食お試しランチ」で家族や友人とシェア。実際、缶詰パンでピクニックを楽しんだら、食感や味に「また食べたい!」と感想続出。
形骸化しがちな食品ローテーションも、イベント感をもたせて「缶詰ナイト」「レトルト当てっこ」等、ちょっとした遊びに転換できます。もちろん賞味期限管理・在庫リストは重要ですが、「お楽しみタイム」とセットで運用すれば、ストック忘れとも無縁です。
備蓄リストを作るときの新発想——“義務”を“ストーリー”に
備えのためにと手帳やスマホのリストに黙々と追記…。やらなきゃという気持ちが重いときありませんか?そんな時は、「旅行準備」や「お祝いパーティー」のつもりで防災セットを組んでみましょう。私は最近、長野旅行の持ち物リストをベースに防災アイテムを洗い出し、そのまま日々の持ち歩きセットもアップデート。すると、「あれも役立つかも」「旅先も災害も準備の本質は同じだな」と新しい視点が生まれました。
また友人たちと交換会をするのもおすすめ。例えば月に1度、「使ってみて良かった防災グッズ」や「失敗した備蓄食」をシェア——リアルな感想を聞くことで攻略法や失敗談も財産になります。
生活動線に溶け込む収納法—すぐ手に取れる「いつもの場所」が防災力を高める
防災用品は「押入れの奥」や「クローゼットの下段」に埋もれがち。そうならないため、私はリビングの本棚一角や、玄関横のカゴを“防災優先ゾーン”に設定。駅前ショッピングモールで見つけたカラフルバスケットに非常食とミニライトをセットで設置。普段から手にとって配置換えしたり、来客に紹介もしています。
“目につく”ことが毎日の備えモチベーションに。見た目にもワクワク、「この箱に何入れよう?」とアレンジを重ねれば、暮らしにも楽しさが広がります。
気持ちが前向きになる!「防災」を趣味やレジャーに昇華するアイデア集
ふと「防災って日常の中の不安と向き合うこと」と思い勝ちですが、一歩離れてみれば新たな発見も。例えば大阪万博記念公園で開催された防災フェアで目にした「親子で火起こし体験」や「非常食アレンジワークショップ」。私は大人ばかりのグループで参加し、普段は話さないような災害時のリアルな話に一同盛り上がりました。
趣味やレジャー的に防災を楽しめば、備えそのものが“特別な時間”になります。週末のピクニックに「簡易防災セット」を持っていき、緊急トイレや発電ランタンを試したり。災害時の必須スキルである「焚き火」や「水のろ過術」を家族や仲間同士で挑戦。成功すれば拍手喝采、失敗しても笑い声が上がる。そんな経験値の積み重ねが防災意識のアップデートにつながります。
「備える」から「学び、遊ぶ」へ——防災ワークショップ体験記
先日、横浜で開かれた「日帰り防災サバイバル体験」に30代主婦仲間と参加。基本のロープワーク、簡易担架を作るアクティビティなど、知らないことが山ほどあると再確認。ガチサバイバルだけでなく、「防災おしゃれグッズ展示」や「缶詰料理大会」も。子どもから大人まで興味津々で、終了後は参加者同士で情報交換が絶えませんでした。
「備えること=楽しい!」の成功体験があると、日常の備えも劇的に前向きに。自分なりの“ごほうび防災”アクションプランがここから始まります。
“ただの保険”にしない!防災を“自分や大切な人へ贈る”新感覚ギフトに
何かあったときのための備えを、もっとあなたらしく、そして身近に。私は5年前、誕生日に自分のために「防災キット」をオーダーメイド。その時は「ちょっと変わったプレゼントかな?」と思いましたが、今では“自分史上最高”の暮らしギフトに。
その後も大切な家族や友人への贈り物として、防災ポーチを手作りしたり、テーマに合わせたグッズ詰め合わせを贈って喜ばれました。母の日や父の日には「非常用ラジオ付きライト」「備蓄食詰め合わせ」をオリジナルメッセージとセットでラッピング。渡す方も受け取る方も“想い”がカタチになり、とてもあたたかい気持ちになれるはずです。
「私らしい防災」を日々のあちこちにちりばめて
たとえば最近話題のエマージェンシーシート。色違いや可愛いイラスト入りを複数常備し、その日の気分や季節で使い分け。防災マニアの友人と「エマージェンシーシートお披露目会」を開催し、お互いのお気に入りポイントを語り合うのも楽しい時間です。
防災を単なる“策”ではなく、暮らしの中の“彩り”や“ごほうび”に変えていく。それはあなたの今日からの毎日を、ちょっと特別に、そしてちょっと素敵にしてくれる習慣へと変貌していきます。
いざという時の自分を守るために今できること——新しい「防災マインド」のすすめ
災害が多い日本に暮らす私たちにとって、防災は誰にでも不可欠なライフスキル。でも「重荷」「苦手」「面倒」といったイメージはもう過去のものに。これからの防災は自分の大切な人たちへの“ギフト”であり、“ごほうび”であり、暮らしをより楽しむ“知恵”に。
あなたも、今日から防災を「楽しみながら」始めませんか?最初の一歩は難しくありません。好きなスイーツをひとつ備蓄棚に、可愛いミニポーチを持ち歩きバッグに、アウトドアグッズを次の週末に試してみる…そのひとつひとつが、あなたの防災力を無理なく自然と高めてくれます。
“備えを楽しむ”この発想こそ、これからを生き抜く上で最強のライフハックです!